【掲載記事】神戸新聞NEXT 2018年8月9日
旅の相棒スーツケース 修理 2週間待ちも依頼 「1日60件」
夏休み真っ盛り、兵庫県西宮市山口町のかばん修理専門会社「山澤工房」では連日、スーツケースなど旅行かばんの修理に追われている。この時期、1日約60件の依頼があるという。同社は創業39年目。 製品の修理保証を扱う保険会社やかばん販売店、個人の依頼が全国からある。作業は修理箇所に応じ、 8人の職人が分担する。へこみや亀裂、鍵の破損、キャスターの部品交換などを、独自に改良した工具を使って丁寧に仕上げていく。 現在は修理完了まで少なくとも、2週間待ちの状態という。山澤高明社長 (42) は「かばんには旅行の思い出も詰まっている。 直らないと思う品も一度相談してほしい」と話す。
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