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持続可能な社会への取組み

SDGs

持続可能な社会への取組み

SDGs

持続可能な開発目標 SDGs とは?

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
 17のゴール・169のターゲットから構成されており、その中で(地球上の)「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

修理の価値

 人類は産業革命以降、大量生産、大量消費、大量廃棄を繰り返してきました。
このままの生活水準で地球資源を使い続けたら、地球は1.7個必要になるといわれています。(エコロジカル・フットプリントの指標)
 しかし、地球は1つしかありません、大量生産、大量消費、大量廃棄をどうすべきか考える時期はすでにやってきています。

 弊社では「修理の価値を創造する」という理念を掲げ、かばん・スーツケース等の修理を通して、持続可能な生産消費形態に貢献しています。

 お客様が愛用されているお気に入りのアイテムを修理させて頂くことは、商品をただ消費するのではなく、長く付き合っていくということ(12:つかう責任)と、新たに商品を製造する時に消費する素材の使用量を削減するということ(12:つくる責任)にもつながります。
 素材の使用量を削減することは、地球の資源を維持でき、大気汚染、気候変動の対策にもなると考えています(13)

かばん・スーツケースの5R

 2004年、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、「もったいない」という日本語に感銘を受け、環境を守る国際語「MOTTAINAI」を広めることを提唱しました。

 弊社では、お客様が不要となったかばん・スーツケース(壊れたものも含む)を下取り、もしくはリサイクル引取りをおこない、それらのかばんを修理(Repair)して、再生品として活用することで資源消費の削減に貢献しています(Reduce)。
 修理ができず、廃棄になったかばん・スーツケースも、部品ごとに分解、社内で整理して、再利用できるものを選別して修理に役立てています(Reuse)。
 部品として利用できない素材は、マテリアルリサイクル(アルミニウム、金属)としての再利用に貢献しています(Recycle)。
 お客様へスーツケース購入の新たな選択肢を提供するため、リユース・スーツケースの販売をおこなっています。企業として新たな商品価値を市場に訴えかけています(Recommerce)。

Reduce削減
Reuse再利用
Recycle再生利用
Repair修理
Recommerce再通商

 弊社独自の観点から上記の5Rを推進し、市場の中で、地球資源を循環させることを目的とします(13)(14)(15)

持続可能なエネルギーへ

 現在の日本の電力は火力に大きく頼っていますが、火力はCO₂を多く排出します。
CO₂が多く排出されると地球が温暖化し、海水上昇・陸地削減が起こり、生態系に影響を及ぼし、食料が激減して、伝染病が増えると考えられています。

 弊社は修理工場屋上に太陽光パネルを設置して、再生可能エネルギーを活用し、CO₂削減に取り組んで気候変動対策に貢献しています (7) (11) (13)

福祉と教育

 地域の就労継続支援B型事業所の方々の企業内活動の一環として、廃棄かばんの分解、整理などに取り組んで頂いています (11) (17)
 障がいを持つ利用者さんが、弊社での作業の経験を経て自信を持ち、取り組んだことを活かして、新たな就職に繋がることに貢献しています (3) (10)

 また、地域の中学生、高校生のトライアルウィークやインターンシップを受け入れています。
 かばん・スーツケース等の修理という仕事を通して、学生達と環境・社会・経済の未来について話し合ったり、そこから見えた課題に対し、弊社で実現できる取り組みを行い、より良いまちづくり、人づくりに貢献します (4) (11) (12) (17)