大きさや形状を問わず、あらゆる種類の楽器ケース修理に対応いたします。

 楽器ケースは様々な形状の楽器に合わせて作製されていますので、さまざまな形状の金具が存在します。
まったく同じ形の部品を入手するのが難しい場合も多いのですが、可能な限り雰囲気や形状にマッチした部品をお探しいたします。

ギターケースの修理です。 ケースの外装が劣化して剥がれていましたので接着しました。
単に接着剤で付けただけではすぐに再発しますので、内部に金具や樹脂材などの補強を施したうえでの接着をおこないました。

参考価格:8,800円(税込み)
※事例に掲載している価格はあくまで参考価格です。ご依頼品のコンディション、形状などによって変動がありますので、ご了承下さい。

こちらもギターケースですが、だいぶ状態が悪く、破損が広範囲に多数ございました。
そのうち一部の修理をご紹介いたします。

・取っ手部分の外皮が完全に剥がれて、中の鉄芯がむき出しの状態でした。新しく類似の部品に交換いたしました。
・本体ボディの一部が割れており、側面の革巻き素材が破れております。また、底足もひとつ欠損しておりました。

 このギターケースは本体が木材でできており、おそらく雨か何かで木材自体が濡れてしまい、そのまま腐敗して崩れていたようです。
 木材は一度濡れてしまうと、すぐにしっかりと完全乾燥させてあげなければ、腐ってしまってあっという間に強度が無くなります。 湿気の強いところに長年置かれている場合も、同じような事象が発生いたします。

 腐ってしまった木材はもとに戻すことはできません。 ギターケースのような専用の形状をした木材を作り直すことは大変難しいです。
 そのため、今回は腐った木材部分に、補強のための樹脂を流し込み、プラスチック的な強度を確保する処置を施しました。

 その後、外装の革巻きを本革で新規に作成し、似たデザインで取り付しております。
 この外装の革巻きも、単なる見た目のデザインだけではなく、コーナー部分の本体の強度を補う役割を果たしていますので、取っ払ってしまうわけにはいきません。
 構造上の問題もしっかり押さえたうえでの修理をおこなっております。

 楽器ケースは単なる箱ではなく、デリケートな楽器を保護するので、クッションなどの緩衝材や、楽器をケース内で固定させるために楽器の形状に合わせた特殊な構造になっていることが多いです。
 そのため修理作業も手が掛かることが多く、比較的修理料金は高額になやすい傾向がございます。

これまでご依頼を頂いたことのある楽器ケースは、
・アコースティックギター  ・エレキギター  ・バイオリン  ・チェロ  ・ハンドベル ・チューバ ・トランペット ・ハープ ・フルート ・サックス など、、、 
弦用ケースなどもご依頼いただいこともございます。 

まずはご相談ください!