ハンドバッグのショルダーベルト付け根付近(留革)は、バッグ自体の重みを支えているため、傷みやすい部分のひとつです。
 弊社では、元の留革の形、色に合わせて新しい留革を作製します。必要があれば補強処置もおこないますので、修理によって強度が落ちる心配はありません。 (※牛革を使用)

劣化して外れた金具部分の留革を新たに作製し、取り付けます。

傷んだ留革を取り外すため、内装をほどき、同じ色に塗装した革を取り付けます。
縫製の際のポイントは、新たに針を刺し通すのではなく、元の縫い穴に針を通し、本来の強度を落とさないよう慎重に一針一針縫い付けるところです。

最後にカシメ(金属製の鋲)を留めて完成です。

参考価格:1ヶ所 6,600円(税込み)
※事例に掲載している価格はあくまで参考価格です。ご依頼品のコンディション、形状などによって変動がありますので、ご了承下さい。